2024-02

学習帳

MOD-L-9:剰余と局所化をテンソル積で tensor product

tensor product テンソル積は定義の面倒さもそうだが何に利用するのか初見ではイメージが付きにくい。今回は、利用の一つとして加群の剰余加群・局所化のテンソル積での変形により剰余体と加群のテンソル積をひとつの加群に整理できることを示す。
学習帳

MOD-L-8:絶対に理解する Hom関手 (その3)

Hom関手 加群全体は集合にならないので圏に対象を広げる必要がある。そして、Hom関手は定義域と値域をずらすものでそれぞれ関手としての振る舞いが異なる。圏と関手をものすごく単純に導入して加群とHomに置き換えてみていく。また、定義域と値域を同時にずらす操作としてのHomを見る。
学習帳

RING-L-15:含む素イデアル全体 Zariski閉集合

Zariski閉集合 SpecRの位相は代数幾何学で初めに登場する特別な対象です。代数多様体との関わりや対応が存在しどちらも並行して学習すると効能がすぐにわかる。しかし、この位相を構成するV(I)本体は閉集合となること以外に深く掘り下げられない。今回は、そんなV(I)の性質を見ていく。
代数基礎

BR1-3:イデアルの骨組み 生成されたイデアル

生成されたイデアル nの倍数全体からなるイデアル(n)は、必ずnを約数として持っている。これは、すべての元がnの何倍かによって作られていると言える。ここから、(n)はnによって生成されていると考えられる。一つの元だけではなく沢山の元や部分集合によって生成される場合も同様に考えられる。
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